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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.13 |
あなた自身が値決めする・ポストプライシングの可能性 |
―日本で初めて水族館の入館料で導入した「スマートアクアリウム静岡」の事例― |
岡田 直也 イオン株式会社 C・C部 |
発行:2024年12月17日 |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 企業の活動において,プライシングは顧客の購買行動に大きな影響を与える重要なマーケティング要素である。近年,様々な考え方や手法が実践されており,業界業種を問わず利益性を変化させている。実際にサービスを消費した後に顧客が評価を行い,価格を決定するポストプライシング(顧客の事後評価に基づく価格決定)の仕組みを,日本で初めて水族館の入館料で導入した「スマートアクアリウム静岡」の事例分析を行い,ポストプライシングの可能性を検討した。分析の結果,従来の研究通り変動費の低い領域においてポストプライシングが有用である可能性を示しただけでなく,ステークホルダーとのコミュニケーションツールとして活用することで,経営に副次的なメリットを多々もたらすことが明らかとなった。 |
謝辞 : 本論文を作成するにあたり,インタビューにご協力いただいた,株式会社アクアメントの皆様に感謝申し上げます。 |
キーワード : 顧客の事後評価に基づく価格決定 ポストプライシング PAYW PWYW プライシング |
ページ : pp.208-215 |
ファイルサイズ : 4,635KB |
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