オーラルセッションの要旨・フルペーパー(報告概要)の閲覧・ダウンロードが可能です。 |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.13 |
新商品の成功に関わる商品名の効果に関する検証 |
山川 藍鈴 横浜市立大学 データサイエンス学部 学生 |
井出 千愛 同上 |
深沢 茉音 同上 |
上田 雅夫 横浜市立大学 データサイエンス学部 教授 |
発行: |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 近年,企業と消費者間の電子商取(BtoC-EC)の市場規模が拡大し,消費者購買を促す商品名の工夫が今まで以上に求められている。音象徴や文字の視覚的特性を活用した商品名の研究が行われる一方,消費者行動の結果である販売データを用いた研究は,行われてはいない。そこで本研究は,飲料・酒類のPOSデータを分析し,商品名から与えられる聴覚・視覚情報が,市場における新商品の販売に与える影響を明らかにした。分析では二項ロジットモデルを採用し,新商品の成功の条件に適合するか,否かを従属変数とし,商品名に含まれる音,表記方法,並びに文字数など,商品名に関する変数を説明変数と定めた。分析結果から,商品名の聴覚・視覚情報からの影響はカテゴリー毎に異なることが確認され,本研究を通して,既存の研究結果をさらに強固にし,新たな知見を加えることとなった。 |
キーワード : 音象徴 POSデータ 感覚マーケティング 新商品開発 テキストマイニング |
ページ : pp. |
>一覧