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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.13 |
セルフブランディングとキャリアイメージの関係 |
―心理的ウェルビーイングへの影響― |
嶋尾 かの子 富山大学研究員 |
発行: |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 日本の製造業では、ジョブ型雇用へのシフトが進む中でも、メンバーシップ型雇用の特徴が残存し、キャリアパスの固定化や部門間移動の困難さにより、従業員の自律的キャリア開発が制限されている。こういった現状が,従業員が自ら積極的にキャリアを選択・設計する機会が限られ,自律的キャリア開発の機会不足になりやすい。この問題に対処するためには、従業員が自身の強みや価値を明確化し、将来のキャリアを主体的に描くことが重要である。この課題に対し、本研究では従業員のセルフブランディングを通じたキャリアイメージの生成が、自律的キャリア開発を促進し、心理的ウェルビーイングの向上に寄与するという仮説を立てる。製造業従業員におけるセルフブランディング、キャリアイメージ、心理的ウェルビーイングの関係性を探究し、先行研究のレビューと理論的考察を通じて仮説的モデルを提示する。本研究は、変化の激しい製造業環境下で、従業員のキャリア発達と心理的ウェルビーイングを支援するための実践的示唆を提供することを目指す。 |
キーワード : セルフブランディング キャリアイメージ 心理的ウェルビーイング 製造業 キャリア自律 |
ページ : pp. |
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