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| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.5 |
| ユーザーイノベーションのプロモーション効果及び普及に対する影響 |
| ― 『刀剣乱舞-ONLINE-』と二次創作 ― |
| 李 肖霄 |
| 鷲田 祐一 一橋大学大学院 商学研究科 教授 |
| 発行:2016年10月12日 |
| 分類:一般報告 |
| 掲載形態:フルペーパー |
| 要約 : 本論文は,オタク層によく見られる「二次創作」現象を中心に,今まで顧客需要の把握や製品の開発・改善において有用な示唆を与え得るものだと証明されてきたユーザーイノベーションの新たな可能性を模索する。ユーザーイノベーションは,その元となる製品に対しプロモーション効果を発揮し,普及に影響を与えている可能性がある。女性向けシミュレーションゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』のユーザーに対しアンケート調査を行ったところ,二次創作をきっかけに『刀剣乱舞-ONLINE-』を始めたユーザーが無視できないほど存在しているのだとわかった。さらにバス・モデルによる普及状況検証において,一般的な消費財の平均値より遥かに高いイノベーション係数やイミテーション係数が検出された。 |
| 謝辞 : |
| キーワード : ユーザーイノベーション 二次創作 バス・モデル |
| ページ : pp.175-184 |
| ファイルサイズ : 1,318KB |
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