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| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.13 |
| 海外から日本に進出するスタートアップ企業の成功要因 |
| マーケティング・パースペクティブ |
| 西山 裕子 NPO法人生態会 事務局 事務局長 |
| 発行： |
| 分類：一般報告 |
| 掲載形態：フルペーパー |
| 要約 ： グローバル化が進む昨今，事業拡大を目指して，海外から日本進出を目指すスタートアップを見る機会がある。日本政府も投資拡大や雇用創出のために，海外企業の誘致を積極的に行っている。しかしながら，日本で顧客を得てビジネスを伸ばす企業や，日本法人の設立に至る企業はまれである。いったん設立したものの、撤退に踏み切る企業は新規参入数より多く，海外企業にとって日本でのビジネスを成功させることは困難である。本研究では，海外のスタートアップの日本進出を官民の立場で支援する4人にインタビューをし，成功の要因は何かを探求した。その結果，日本で成功するには，独自性がある製品（Product）をタイミングよく導入することが重要であり，地道な告知活動（Promotion）を日本の消費者の特徴や文化に合わせた形で行う必要があることが挙げられた。また，それらを実現するために，日本進出を率いるリーダーが製品への強い愛情を持ちフルコミットすること，本国とのコミュニケーションを円滑に行うことが大切である。本国も日本の状況を理解し，日本のリーダーの活動を尊重すべきであることが分かった。 |
| キーワード ： 日本進出 インバウンド プロダクト プロモーション リーダーシップ |
| ページ ： pp. |
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