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日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.13 |
伝統食品におけるサービス・エンカウンターの改善 |
― 韓国のキンパブランドの事例分析 ― |
金 東柱 大阪公立大学 特任助教 |
若林 直樹 京都大学 経営管理大学院 教授 |
発行: |
分類:一般報告 |
掲載形態:フルペーパー |
要約 : 韓国の伝統食品販売者は、若年層顧客のエンゲージメント向上を目的に、サービス・エンカウンターの改善に取り組んでいる。本研究では、オフライン中心のサービス・エンカウンター概念をオンラインに拡大し、伝統食品販売者に求められるサービス・エンカウンター要素の改善点を検討した。韓国の新興キンパブランドを調査した結果、オンラインとオフラインの顧客間でサービス・エンカウンターのタッチポイントに違いが見られた。特に韓国のように配達文化が浸透している地域では、食品のパッケージデザインと材料の変化が購買の重要な要素であることが確認された。この調査結果は、オンライン注文の増加に伴い、伝統食品販売者の市場活性化のためには、パッケージデザインの改善と食材のモダナイゼーションが効果的であることを示す。 |
キーワード : サービス・エンカウンター 配達サービス 伝統食品 事例分析 EC市場 |
ページ : pp. |
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