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| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 | 
| EEG(脳波)分析を用いた アップサイクル食品のパッケージラベルデザインに対する消費者選好 | 
| 中田 優希 東京理科大学創域理工学研究科修士課程  | 
							
| 発行: | 
| 分類:U24報告 | 
| 掲載形態:要約 | 
| 要約 :  本研究は,食品ロス抑制策として注目されるアップサイクル食品の市場拡大に寄与するため,脳波(EEG)分析を活用して消費者が好むパッケージラベルデザインを提案することを目的とするものである。背景として,世界規模で深刻化する食糧問題に対する解決策としてアップサイクル食品が脚光を浴びていること,またパッケージラベルデザインが商品の価値創造や市場拡大に重要な役割を果たすことが挙げられる。本研究では,19名の被験者に対し,写真・イラスト・栄養情報・製品情報・環境マークを掲載した6種類のパッケージを提示し,脳波分析および順位法を用いた選好分析を行った。その結果,脳波測定,順位法を用いた選好分析の両方で写真を掲載したパッケージが他のパッケージよりも高い興味度を示した。現状,アップサイクル食品の認知度や購入経験は依然として低く,普及には内容物を明確に示しパッケージの採用が効果的であると考えられる。本研究の結果は,消費者行動に基づいた効果的なデザイン策定の可能性を示し,アップサイクル食品市場の発展に寄与するものである。  | 
							
| 謝辞 :  | 
							
| キーワード : 食品ロス 消費者行動 パッケージデザイン ニューロマーケティング | 
| ページ : p. | 
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