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| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 |
| 「共鳴経済」の概念化と構造モデル |
| 企業理念と個人の使命が接続し,有形無形の財を最大化する経営5つの要素 |
| 深澤 了 むすび株式会社 代表取締役 |
| 発行: |
| 分類:一般報告 |
| 掲載形態:フルペーパー |
| 要約 : 本研究は「ファン(推し)」への共鳴を企業と顧客の関係性だけでなく,従業員との関係性に応用した。全国のビジネスパーソン300人に自身のファン(推し)と,所属する組織への理念共感と働きがいの調査を行った。重回帰分析により,ファン(推し)の理由について8因子中7因子で因果関係が認められた。現在の理念共感は採用時の理念共感に大きく影響があり,さらに現在の理念共感はさまざまな働く態度をポジティブにしている。ファン(推し)になる構造を,企業,従業員,顧客という関係にまで発展させ,それぞれに有形無形の財を生み出すモデルとして「共鳴経済」を打ち出す。共鳴経済を成す構成要素は5つある。人材不足は深刻化し,従業員の働きがいまで考えなければ,企業はもはや財を生み出せない。企業,従業員,顧客が共鳴というキーワードで,それぞれが有形無形の財を得る。その構造は差別化を生み,採用はその財を生み出す最前線となる。 |
| 謝辞 : |
| キーワード : ブランド ファン ウェルビーイング |
| ページ : pp. |
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