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| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 |
| スポーツ観戦におけるファン化のメカニズム:メディア接触からライフスタイル統合へ |
| スポーツライフ・データの二次分析 |
| 五島 光 大阪経済法科大学 経営学部 助教 |
| 吉田 明 大阪経済法科大学 経営学部 准教授 |
| 発行: |
| 分類:一般報告 |
| 掲載形態:フルペーパー |
| 要約 : 本研究はスポーツの現地観戦に至るファン化のメカニズムを解明するため,大規模データ(スポーツライフ・データ2024,N=2888)に対し,ベイジアンスパースモデリングを適用した。現地観戦の「経験の有無」と「観戦回数」を目的変数とする二つの分析の結果,ファン化が二段階のプロセスを辿ることが明らかになった。第一段階ではメディアへの接触が観戦経験の獲得を促すが,第二の「習慣化」の段階では,さらに家族を支援する「ささえる」関与やイベント理念に価値観を重ねる「共鳴」関与といった能動的な姿勢が観戦回数を高めることが示された。これらの結果から本研究は,ファン化がメディア接触から始まりスポーツが生活に根差す「ライフスタイル統合」へと至る新たなモデルを提唱する。 |
| 謝辞 : 本研究に貴重なデータをご提供くださいました笹川スポーツ財団の関係者の皆様に深く感謝申し上げます。 |
| キーワード : スポーツマーケティング ファン化 顧客エンゲージメント ライフスタイル統合 |
| ページ : pp. |
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