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| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 |
| ウェアラブルデバイスを用いたスマートサービスにおける顧客の使用期間の規定因とウェルビーイングに与える影響 |
| 下坂 光 大阪商業大学 総合経営学部 助教 |
| 発行: |
| 分類:一般報告 |
| 掲載形態:フルペーパー |
| 要約 : 世界の先進国では,国民一人ひとりが自ら健康増進に努めウェルビーイングの向上を図ることが期待されている。ウェアラブルデバイスを用いたスマートサービスは,それに応えるサービスであり,その継続利用が顧客のウェルビーイングに関係する。しかし,ウェアラブルデバイスを用いたスマートサービスは,そのサービスの使用期間の短さが課題となっており,使用期間の規定因を明らかにすることが求められている。さらに,サービスの使用期間が顧客のウェルビーイングに与える影響も既存研究では十分に議論されていない。そこで本研究は,顧客のサービスの使用期間の規定因とウェルビーイングに与える影響を,サービス品質および顧客のサービスの使用目的に着目し,実証分析を通して検証する。本研究の発見は2つある。第一に,サービス品質は,顧客のサービスの使用期間を長くする。第二に,顧客のサービスの継続利用は,必ずしも顧客のウェルビーイングを高めない。顧客がサービスを「適応」目的で使用する場合,その使用期間が長くなることで,むしろ顧客のウェルビーイングが損なわれる。これを踏まえ,本研究の貢献を議論する。 |
| 謝辞 : 本研究はJSPS科研費 JP25K16766の助成を受けたものです。 |
| キーワード : 主観的ウェルビーイング スマートサービス品質 トランスフォーマティブ・サービス研究 |
| ページ : pp. |
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