|
オーラルセッションの要旨・フルペーパー(報告概要)の閲覧・ダウンロードが可能です。 |
| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 |
| AIナレーションのアクセントが観光地訪問意図に与える影響 |
| 有能さと擬人性のトレードオフ |
| 崔 琳源 松山大学 経営学部 専任講師 |
| 呉 崧源 立命館大学 経営学研究科 博士後期課程 |
| 苗 苗 立命館大学 経営学部 准教授 |
| 発行: |
| 分類:一般報告 |
| 掲載形態:フルペーパー |
| 要約 : 近年,AIによるナレーション技術が発展を遂げているが,観光プロモーションにおけるAIナレーションの効果を実証的に検討した研究はまだ限られている。本研究では,観光プロモーション動画においてナレーションの主体(人間 vs. AI)および音声のアクセント(標準アクセント vs. 地方アクセント)が視聴者の訪問意図に与える影響と,その心理的メカニズムを2つの実験研究を通じて検討した。研究1では,ナレーション主体と音声のアクセントが訪問意図に与える直接的影響を分析した。その結果,双方の間に有意差は見られなかった。研究2では,AIナレーションに焦点を絞り,知覚された有能さと擬人性を媒介変数とする心理的プロセスを検討した。その結果,AIが標準アクセントを話すとき,有能さを介した正の媒介効果,擬人性を介した負の媒介効果を通じて訪問意図に影響を与えることが確認された。これらの結果に基づき,観光領域におけるAIナレーション活用に関して理論的・実践的な示唆が得られた。 |
| 謝辞 : |
| キーワード : AI アクセント 観光地プロモーション ステレオタイプ内容モデル 擬人性 |
| ページ : pp. |
>一覧

