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| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 |
| ソーシャルメディアを核とした消費者と「界隈」との関係性 |
| 上元 亘 京都産業大学 経営学部 准教授 |
| 羽藤 雅彦 関西大学 総合情報学部 教授 |
| 発行: |
| 分類:一般報告 |
| 掲載形態:フルペーパー |
| 要約 : 近年,特に若年層の消費者とソーシャルメディアとの関係はより密接になりつつあるが,そうしたソーシャルメディア上を中心として「界隈」なることばが流行している。共通の意識や価値観,趣味,行動パターンなどを持つグループそれぞれを「○○界隈」などと表現するものであり,マーケティングや消費者行動におけるコミュニティに近い概念ではあると考えられるが,先行研究が未だほとんどなく,消費者にとって「界隈」が何であるのかが明らかになっていなかった。定性的調査をもとに分析した結果,消費者にとって「界隈」はコミュニティである他に,ライフスタイルなどの世界観を表したり,特徴的な行動を示したりするものであることが明らかになった。これらのことから,若年層の消費者は「界隈」ということばを通じてソーシャルメディアを中心とする消費生活を実践していることが理解できた。 |
| 謝辞 : 本研究はJSPS科研費 23K01644の助成を受けたものです。 |
| キーワード : 界隈 ソーシャルメディア ブランド・コミュニティ |
| ページ : pp. |
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