オーラルセッション

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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 
地域特性がヘルスケア施設の売上に与える影響
マルチモーダル地理データ統合による実証分析
増田 俊太郎
東京大学大学院 情報理工学系研究科
山崎 俊彦
東京大学大学院 情報理工学系研究科
発行:
分類:一般報告
掲載形態:フルペーパー
要約 :
本研究は,衛星画像とLarge Multimodal Model(LMM)を活用して地域の潜在的特徴を抽出し,ヘルスケア施設の売上予測性能を改善することを実証した。90件の小規模な売上データに対し,衛星画像から抽出したエリア種類比率や地域の定性評価等の潜在的特徴,道路ネットワーク,人口統計等の多種データ(104特徴量)を収集し,4段階の特徴量選定プロセスにより探索的に効果的な特徴量を特定した。16パターンの売上予測タスクで検証した結果,衛星画像統合により対称平均絶対パーセント誤差(sMAPE)が平均4.2ポイント改善,決定係数が0.144改善,全パターンの75-87.5%で性能向上を確認した。SHAP分析により,立地や診療科によって売上を左右する要因が異なることを特定した。保険診療では都会度合いや周辺エリアの特徴,自費診療では人の移動の活発さや出店先施設が重要な影響要因として抽出された。
謝辞 :
本研究を進めるにあたり、エムディー株式会社の皆様に多大なるご協力を賜りました。心より御礼申し上げます。
キーワード : ヘルスケア施設 売上予測 衛星画像解析 マルチモーダルデータ 立地戦略
ページ : pp.


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