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| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 |
| 商業施設におけるESG『S』領域の可視化:社会的インパクト評価の新たな枠組み |
| 地域社会における商業施設の社会的価値を定量化するESG時代の戦略的評価指標 |
| 徳山 正実 株式会社プレイド Director |
| 発行: |
| 分類:一般報告 |
| 掲載形態:フルペーパー |
| 要約 : 本研究は,商業施設,(以下:SC)におけるESG「S」領域(以下:S領域),すなわち,社会的価値の可視化と定量化のための指標体系を構築するものである。評価指標として,環境省(2021)における「ネイチャーポジティブ」に着想を得た「ソーシャル・ポジティブ・スコア(以下:SPS)」を提案する。ESG経営が進展する一方,S領域の定量評価は未整備であり,とりわけ地域社会と密接に関わるSCにおいて,その社会的機能が評価されていない点が課題である。 SPSは,防災・雇用・子育て・教育・文化振興などの機能を8つの軸で整理し,プロパティマネジメント(以下:PM)による取組を「見える化」する枠組みである。2025年にSC協会のシンクタンク機能を担うSC経営士会が実施した「アイデアソンで未来のSCをつくろう・かたろう!」(以下:アイデアソン)を起点に構想された本モデルは,S領域における新たな評価手法として,学術的・実務的な意義を有する。 SPSの検証と展開可能性を通じ,SCを社会的インフラとして再定義し,ESG経営におけるS領域の戦略的活用に資する視座を提供する。 |
| 謝辞 : |
| キーワード : 商業施設 ESG「S」領域 ESG経営 社会的インパクト評価 地域共創 |
| ページ : pp. |
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