オーラルセッション

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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.15 
芸術鑑賞における関係性知覚とエシカル消費
作者の存在による心理的変容の増幅効果
藪野 美芽
早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程
発行:
分類:一般報告
掲載形態:要約
要約 :
本研究は,芸術体験が消費者の心理状態および行動意図に及ぼす影響を,関係性知覚を起点とする連続的な心理プロセスとして検証した。3つの実験を通じて,鑑賞者が作品を作者の表現として知覚することで没入感と畏敬の念が高まり,関係性欲求を経由してエシカル消費意向へ至る連鎖メカニズムを明らかにした。実験1では,画家による説明が関係性欲求とエシカル消費意向を高めることを確認した。実験2では,作者の体験に基づく表現条件が関係性知覚を高め,没入感,畏敬の念,関係性欲求を順次媒介してエシカル消費意向に影響する完全媒介モデルを実証した。実験3ではフィールド実験を行い、美術展会場における作者の在廊が畏敬の念とエシカル消費意向を顕著に高めることを確認し,外的妥当性を検証した。本研究は,Art Infusion理論を拡張し,芸術体験が消費者の価値志向や動機づけ構造を変容させる心理的プロセスを明らかにした点で理論的貢献を持つ。また,美術館・博物館が持続可能性や倫理的消費を推進する上で,芸術体験が有効な手段となることを示した。
謝辞 :
キーワード : 芸術体験 関係性知覚 畏敬の念 エシカル消費 連続媒介プロセス
ページ : p.


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