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| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス |
| 嬉野茶ティーツーリズムにおける行政のみえない関与 |
| 石田 皓一郎 福岡大学 商学部商学科 学生 |
| 発行:2026年02月28日 |
| 分類:U24報告 |
| 掲載形態:要約 |
| 要約 : 本稿は,佐賀県嬉野市の「ティーツーリズム」における行政の役割を,独自の「主体×タイミング×関与の強度」の3軸モデルを用いて再定義したものである。先行研究では,当事例の成功要因は民間主導にあり,行政は「非関与」であったとされている。 しかし,行政担当者へのヒアリング調査からは,民間の主体性を損なわないための意図的な姿勢が確認された。本稿では,行政が条例等で強力に関与した由布院の事例と比較分析を行った。その結果,由布院が「官民協働・先行型・強強度(規制)」であるのに対し,嬉野は「民間主導・後追い支援型・弱強度(理念共有)」という対照的なモデルであることが明らかになった。特に嬉野の行政は,変革の仲介者となる人材確保(地域おこし協力隊)には先行して投資しつつ,具体的な事業展開には介入しないというタイミングの戦略的な使い分けを行っていた。 結論として,一見「行政不在」に見える嬉野のスタンスは,民間の活力を引き出し「異日常」というブランド価値を創出するための「戦略的なみえない関与」であったことを解明した。 |
| 謝辞 : |
| キーワード : 嬉野茶ティーツーリズム みえない関与 異日常 |
| ページ : p. |
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