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| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.15 |
| 古さのポジティブ転換 |
| 年季の入った空間が顧客評価に与える影響 |
| 坂上 知優 名城大学 経営学部 学生 |
| 古川 未優 名城大学 経営学部 学生 |
| 高比良 光琉 同上 |
| 山岡 隆志 名城大学 経営学部 教授 |
| 発行: |
| 分類:一般報告 |
| 掲載形態:要約 |
| 要約 : 本研究は,年季の入った空間が顧客評価に与える影響とその心理的メカニズムを明らかにすることを目的とする。ここでいう年季の入った空間は,単なる経年劣化ではなく,継続的な使用や手入れから,長い歴史や職人技,趣が知覚される空間を指す。先行研究と質的テキスト分析を通じて,年季を構成する中核概念と,顧客評価に関わる媒介変数を抽出した。分析の結果,年季の入った空間が顧客満足を直接的に高めているのではなく,本物らしさ,相性,品格といった心理的評価を介して顧客満足を高める完全媒介モデルを示した。特に,空間と提供される製品や体験との相性が,顧客満足の形成において重要であることが明らかとなった。本研究は,従来ネガティブにとらえがちであった古さや使用感を価値の源泉としてとらえ直し,年季の入った空間をレトロやノスタルジアなどと区別される独自の概念として位置づけた点に新規性があり,空間設計やサービス運用への新たな示唆を提供する。 |
| 謝辞 : |
| キーワード : 年季 本物らしさ 相性 空間デザイン 完全媒介モデル |
| ページ : p. |
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