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研究報告会レポート

第7回ソーシャル・メディア&ビジネス研究報告会レポート「<閉ざされた社会>と<開かれた社会> — 変化の認識論」

第7回 ソーシャル・メディア&ビジネス研究報告会 > 研究会の詳細はこちら
テーマ:<閉ざされた社会>と<開かれた社会> — 変化の認識論
講演者:パリ第八大学心理学部 准教授 小坂井 敏晶 氏

日 程:2014年7月24日(木)14:00-17:30
場 所:流通科学大学大阪オフィス

 
 「変化をどう説明するか」、「歴史の原動力」、「べき論の陥穽」の3点について講演が行われた。
 社会心理学者のセルジュ・モスコヴィッシというフリヒ・フォン・ハイエクらオーストリア出身の経済学者フリード、社会学者エミール・デュルケムの3名の研究者の主張を確認しながら講演はスタートした。
 変化をどう説明するかについては、異端者がどうして社会に伝播していく過程を確認しながら説明が行われた。
 「歴史の原動力」については、個人の自由意思があるとして、そこからどのように遊離して、集団現象が動いていくことを手がかりに説明が行われた。
 「べき論の陥穽」については、集団行動は複雑な利権や思惑を取り込みながら行われていく、そのため合理的判断だけでは決まらないことを手がかりに説明が行われた。

 講演のあとは、参加者をまじえて理解を深める議論が行われた。

 
(報告書作成:廣田 章光)

 
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