リサーチプロジェクト
研究報告会レポート

第5回サービス・マネジメント研究報告会レポート ケーススタディ「インターナル・コミュニケーションによる価値の可視化」

第5回 サービス・マネジメント研究報告会 > 研究会の詳細はこちら
テーマ:ワークプレイス・メンバーによる内発型マネジメントの可能性2 -2019カンファレンス続編
日 程:2019年12月4日(水)19:00-21:45
場 所:Slack Japan株式会社
 

【報告会レポート】
 今回は、2019カンファレンスのリサーチプロジェクト・セッションでのディスカッションが盛り上がった中で「次回はslackのオフィスで!」とリーダー自ら発案した事をカタチにし、Slack Japan(東京大手町)で開催しました。所属や規模を問わず、参加された皆さんの課題や理想を情報共有するインタラクティブな場は、カンファレンスの時と同じスタイルでした。
 

 
 上田氏からはまず、slackの理念やコンセプトおよび概要を紹介され、さまざまアプリケーションのリンクやメンバー間の協業パフォーマンスを、slack画面でデモンストレーションすることでプレゼンテーションされました。これにより、かぎりなくリアルに近いslackのポテンシャルをイメージできました。バーチャルな会議室をフロー(飛び回る)する、行かなくても有効な営業活動を展開するイメージがテンポよく可視化されました。
 

1stプレゼンター上田純平氏(Slack Japan株式会社 事業開発・アライアンス マネージャー)
 
 続いて、関氏からテーマ「時代が求める組織の動き方」として、このシステムのが持つ組織デザインに関わるパフォーマンスとポテンシャルを解説されました。ご自身のキャリア(実務と東京理科大ビジネススクール)を背景にされ、躍動感あるミニ講義のような贅沢なセッションとなりました。
 トップダウンのワンウェイ型マネジメントではなく、またタスクとタスクフォースにしばられるワークスタイルではなく、自発的参加を醸成するシステム、組織デザインの重要性を伝えられました。そう、このslackはオープンでクリアなマインドでヒトとコトをプレイフルにつなげていくのです。だから、組織には情報格差があってはもったいないし、セキュリティで壁を作る組織ではパフォーマンスが活かされないのです。「みんなで言ってたら、やってたら、それが正しいことになるんです!」と微笑んだ関氏の言葉が、内的マネジメント型の新しい組織デザインとマネジメントの可能性を示唆していました。
 

2ndプレゼンター関孝則氏(Slack Japan株式会社 エグゼクティブパートナー)
 
 今回もやはり時間不足でありましたので、slack Japan の包容力で延長開催となりました。懇親会はほぼ2ndプレゼンテーションに組み込まれて同時進行でしたので、オフィス見学ツアーではすでにフレンドシップ溢れる雰囲気でした。この研究会でslackとのコラボレーションによるコミュニティ型組織デザインについて新しい提言をしたいと思いました。もちろん、次回(つづき)の早期開催を早くもリクエストされました。
 

参加メンバーと共に。
  
コーディネート兼報告:向井 光太郎(相愛大学 人文学部 / サービス・マネジメント研究会リーダー)

 
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