第10回エフェクチュエーション研究報告会レポート「テックフィード創業から、テックフィードPro完成までの道のり」 |
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テーマ:「テックフィード創業から、テックフィードPro完成までの道のり」
トーク1:「エフェクチュエーション研究報告会について」
報告者:栗木 契(神戸大学大学院 経営学研究科 教授)
トーク2:「白石社長に創業ヒストリーをライブインタビュー」
インタビュアー:白石 俊平(株式会社テックフィード代表取締役)【ゲスト】
インタビュアー:宮井 弘之(株式会社 SEEDATA 代表取締役、兼 株式会社博報堂 ストラテジックプランニング・ディレクター)
Q&Aセッション:白石 俊平、栗木 契、宮井 弘之
日 程 : 2020年7月1日(水)18:00-20:00
場 所 : google meetを使用してのオンライン開催
【報告会レポート】
2020年度のエフェクチュエーション研究報告会では、事業フェーズの異なる3人の起業家を招いて、起業準備から現在に至るまでの事業創造ヒストリーをインタビューしていきます。第2回は、株式会社テックフィードの白石代表取締役をゲストに迎え、インタビューを行うとともに、参加者からの質問も交えてQ&Aセッションを展開しましました。
テックフィードは、2015年にリーリースされた情報プラットフォーム事業です。現在では特にエンジニアの情報収集用途にチューニングされています。ピボット(方向転換)を行い、2020年にテックフィードProへの進化を果たしています。
ビジョン無き起業は、会社をつくることが目的となってしまう問題があること、理想のサービスのあり方を探るためのヒヤリング調査を重ねるなかで、答えは自身のエンジニアとしての経験のなかにあったことに気づいたこと、プログラミングをきれいに書ければ専門家になれるが、何をつくるかを的確に見さないと起業家としてはうまくいかないことなど、「七転び八起き」と語る白石氏の体験を踏まえた、印象深い指摘が次々の飛び出すセッションとなりました。