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研究報告会レポート

第5回ニューロ・サイエンスの流通マーケティング活用研究報告会レポート「脳科学のマーケティングへの活用 ― 最新のトレンド ―」

第5回ニューロ・サイエンスの流通マーケティング活用研究報告会(東京) > 研究会の詳細はこちら
 
テーマ:脳科学のマーケティングへの活用 ― 最新のトレンド ―

  1. 「脳科学とAIの共進化が拓く未来」
    萩原 一平(一般社団法人応用脳科学コンソーシアム 理事・事務局長 / NTTデータ経営研究所 フェロー)
  2. 「脳波計により取得したショッパーの感性と購買行動の一考察」
    杉本 ゆかり(博士(経営管理) / 立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科 特任教授)
    中村 博(博士(経営学) / 中央大学大学院 戦略経営研究科 教授)

日 程:2025年3月11日(火)17:00-19:00
場 所:中央大学駿河台キャンパス 8階 803教室
 
【報告会レポート】
 第一部の萩原一平氏は脳科学とAI(人工知能)の融合と応用を脳から考え、DXや脳科学と人工知能の融合で拓く未来など多方面からニューロサイエンスのトレンドを報告し検討しました。議論された内容は、
①ビジネスにおいてなぜ脳を知る必要があるのか
②ITが引き起こした日常生活と市場の変化
③脳科学とAI(人工知能)の融合と応用
④脳から考えるDX(デジタルトランスフォーメーション)
⑤脳科学と人工知能の融合で拓く未来
である。
 
講演の様子 講演の様子
 
 また、第二部の杉本ゆかり氏は、感性アナライザー(脳波計)により取得したショッパーの感性と、購買行動を併せて、購買時にストレスがかかる場面やその時の意思決定などを考察し、ショッパーのインサイトを報告した。当日は感性アナライザーの開発者も出席され、EEGの測定などについても議論された。メーカ・小売業は、より“消費者の心をつかむコンテンツ作り”が求められており、脳科学の知見や技術を用いて、消費者の無意識的な感情の変化などを読み取る手法としてニューロマーケティングが注目を集めている。消費者の言葉では表現できない無意識下の行動原理を把握することは、より本質的な価値の提供につながる。感性アナライザー(脳波計)により取得したショッパーの感性と購買行動を併せて、購買時にストレスがかかる場面や興味が高まる場面と、その時の意思決定などを考察し、ショッパーのインサイトが把握された。
 
 参加者は34名で対面で実施し、多くの意見交換ができた。参加者の概要であるが、大学教員や大学院生などのアカデミック研究者7名(新潟大学、跡見学園女子大学、法政大学、神奈川大学、立教大学、兵庫県立大学など)、メーカー(花王、江崎グリコ、ライオンなど)や小売業(京王電鉄、アマゾンジャパンなど)などの実務家が20名、サービス産業(全日本空輸、電通、共栄火災海上保険)、調査コンサルティング企業(インテージ、日経BPコンサルティング、日本経済新聞社など)から7名であった。対面にも関わらず、多くの方が参加していただいことに感謝したい。
 
(文責:プロジェクトリーダー 中村 博)

 
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