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研究報告会レポート

第16回アジア・マーケティング研究報告会レポート「東アジアにおける文化コンテンツの競争力形成と海外進出
」

第16回アジア・マーケティング研究報告会(カンファレンス2025> 研究会の詳細はこちら
 
テーマ:東アジアにおける文化コンテンツの競争力形成と海外進出

報告者:金 春姫(成城大学 教授)
    古川 一郎(武蔵野大学 教授)
    高橋 玲央奈(株式会社グラティーク代表)
日 程:2025年10月12日(日)9:00-10:20
場 所:法政大学 市ケ谷キャンパス
 
【報告会レポート】
要旨
 近年、グローバル範囲で文化産業が急成長しており、多様な文化コンテンツが制作流通されている。本セッションでは、昨年に引き続き、東アジアの文化産業に焦点を当てて、文化コンテンツの競争力形成と海外進出について考える。まず前半では、中国の文化産業について、その歴史と近年の発展および海外進出の現状を紹介する。そして、文化コンテンツのグローバルマーケティングに関する先行研究に照らし合わせながら、いくつかの研究視点を整理する。これらの議論を踏まえながら、後半では日本と中国ゲーム企業の海外進出の実態について、いくつかの事例を挙げながら比較分析を行う。最後は参加者とディスカッションしながら、両国のゲーム産業の今後について考えていく。
 (参考のため、同研究グループによる中国ゲーム産業のケーススタディは次のアドレスからアクセスできます。https://doi.org/10.7222/marketing.2025.024
 
概要
 昨年度に引き続くテーマであるが、今年度はエフェクチュエーションをフレームに中国の文化産業をとらえ展開した。エフェクチュエーションは今年度のカンファレンスの基調講演テーマでもあり、中国の事例でとらえることでアジア・マーケティング研究会としての独自性を出した。リサプロセッションでは、解題として、エフェクチュエーションの観点から、中国の文化産業の競争力形成と海外進出についてとらえる試みが提示された。そのうえで、第一に、文化コンテンツやグローバルマーケティングの先行研究を踏まえながら、中国の文化産業の歴史や近年の発展、海外進出を概観し、研究上の視点を導出した。第二に、実際の中国のゲーム企業での取り組みを紹介し、エフェクチュエーションのフレームで事例分析を提示した。実務者により、中国におけるゲーム開発や海外を含めた展開について、臨場感のある話題が提供された。昨年度に引き続くテーマであるが、今年度はエフェクチュエーションをフレームに中国の文化産業をとらえ展開した。
 報告後のフロアとのディスカッションでは、中国のゲーム開発においてエフェクチュエーションの分類の適用可能性について質疑応答がなされた。
 
(文責:鎌田 裕美)

 
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