リサーチプロジェクト
研究報告会レポート

第7回地域活性化マーケティング
研究報告会レポート
「商店街の活性化-知恵とネットワークが地域を救う:神奈川県の取組事例を通じて」

第7回地域活性化マーケティング研究報告会

テーマ:「商店街の活性化-知恵とネットワークが地域を救う:神奈川県の取組事例を通じて」
報告者:神奈川県 産業労働局 産業部商業流通課 三浦 達 氏
日 程:2015年9月16日(水)19:00-20:30
場 所:青山学院大学 青山キャンパス 17号館 3階17306教室

 
 

【報告会レポート】
 商店街の形態を近隣型、地域型、広域型、超広域型と分類し、とりわけ衰退及び消滅の危機に瀕している近隣型と地域型商店街の活性化に向けて、お金をかけないで「知恵」と「ネットワーク」を活かした神奈川県の様々な取組事例が紹介された。
 その取組の多くが、食や飲食をテーマとした活性化企画であり、地元に受け入れやすく、多くの商店が参加しやすいテーマであり、成功事例が数多くある。また商店街、行政、NPO、地域住民等ステークホルダーと共に、そこでしか体験できない価値を作り上げ、世代を超える(世代をつなぐ)企画での成功事例についても詳しく述べられた。
 
ゲストの三浦達氏 会場風景
写真左から、ゲストの三浦達氏、会場風景
 
【報告会を終えて】
 三浦さんが示された地域商店街の捉え方(所縁型と仲間型)は興味深かった。所縁型で形成された従来型の地域商店街が、後継者難で苦しい環境になるなか、ずっと所縁型のままではだめで、様々なステークホルダーを巻き込みながら、仲間型の新たな商店経営者を接ぎ木することにより、活性化を図ることが、今後の地域商店街に求められるだろう。
 
(プロジェクトリーダー:宮副謙司)

 
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