ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.7 |
日本におけるInstagramユーザーの行動分析 |
~使用動機と新たな自己表現との関連性の考察~ |
榎本 暉子 法政大学 経営学部 西川英彦研究室 |
松島 愛実 同上 |
加藤 美里 同上 |
木村 光希 同上 |
発行 : 2018年10月08日 |
報告要旨 : 本報告の目的は、Instagramの投稿における使用動機を把握し、ユーザーの行動との関係性を明らかにすることである。 近年Instagramは多くの利用者が存在する。先行研究では、人々がInstagramを使用する動機は4つあるとし、それぞれが人々の行動「使用時間」「編集時間」「ハッシュタグ数」と正負の関係があるのかを明らかにした(Pavica Sheldon 2016)ものの、新サービス「ストーリー」を含む他の新たな行動との関係性を示した研究はない。 今回は、本サービスを利用している日本の大学生を対象に調査・分析を行うことに加え、調査により追加された行動結果の項目を分析し、4つの動機との関係性を明確にする。 研究方法は、半構造化インタビュー、アンケート調査、統計ソフトRを用いた重回帰分析である。 本報告の理論的貢献は、先行研究で明らかにされたInstagramの使用動機をもとに、ユーザーの行動との関係性を明らかにすることである。実践的貢献は、4つの使用動機とユーザーの行動との関係性それぞれが、Instagamを通じた企業の効果的なマーケティングアプローチの可能性を示唆した点である。 |
キーワード : Instagram Motives Communication Behavioral outcomes |
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