ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.9 |
各駅停車しか停まらない「中間駅」で、しあわせなまちをつくるには(続報) |
小田急線生田駅でのケーススタディより |
中西 菜穂子 株式会社ユー・アイズ・デザイン |
竹中 薫 同上 |
高橋 祥 同上 |
大坂 岳史 同上 |
新井 陸央 明治大学理工学部建築学科 |
生島 知紗 同上 |
木村 恵大 同上 |
佐藤 野都香 同上 |
発行 : 2020年12月16日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : 昨年「各駅停車しか停まらない『中間駅』で、しあわせなまちをつくるには」において報告した通り、多数の人が暮らしを営む街でありながら、マーケティングの対象となりにくい中間駅で、大規模な資本投入をせずとも、住民の生活満足度を上げ、沿線全体の価値を底上げする自律的なメソッドを構築することを目的とした研究活動を開始した。本報告はその続報(2報告目)となる。明治大学学生が主体となって行う生田駅周辺での地域活動を通して、前回報告した、中間駅のまちに必要な3つの要素「まちのアウトカム」「リーダーシップを出せる場(コミュニティ)」「まちとのネットワーク」を、デザイン思考のマインドセットを持ったファシリテーターが関与する形で醸成してきた。コロナ禍における状況の変化(地域住民・飲食店間の関わりの希薄化、学生メンバーのチーム連携の困難さ)の中で、アウトカムを進化させながら、実現可能な方法を模索してきた実際の取り組みをケースステディーとしてまとめ、これらを振り返り、3つの要素の効果や有用性を検証するものである。 |
キーワード : まちづくり 鉄道沿線 デザイン思考 アウトカム |
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