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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.10 
気仙沼市の観光活性化の要因の考察
平田 裕暉
青山学院大学 MBA課程
発行 :
報告要旨 :
宮城県気仙沼市は,震災復興の過程で観光客数を伸ばし,2019年には年間増加数で,仙台市や被災地の石巻市を抜き,県内で最多の増加数を記録した。本研究では,この顕著な増加に着目し,その要因を明らかにすることを研究の目的とした。研究方法は詳細な観光データ(出発地別観光客の目的など)を探索するとともに,近年の気仙沼で企画実行された地域活性化事例から考察した。
結果,観光客の増加要因として,気仙沼大島大橋の開通という観光資源の誕生以外に,①観光客セグメント別の観光目的に的確に合致した観光施策が企画・実施されたこと(隣接の一関市からの観光客の目的は特産品購入,仙台市など宮城県内の観光客は海の自然体験,東京からの観光客は震災復興の状況把握,3者共通が水産グルメ飲食であった),②気仙沼の地域資源として強みだった水産物を一次産品としてだけでなく加工・製品化しその種類を増やし魅力を増したこと,③ニット・クラフトなど女性の作り手たちが新たな地域価値を創造したことによると考察された。またこれらは①行政と民間の協働,②水産加工企業の努力,③女性の個人起業家によって担われ,観光活性化が促進されたことが明らかになった。
キーワード : 地域活性化マーケティング 観光客セグメンテーション 新しい地域価値の創造と充実


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