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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.5 
SNS行動における自己呈示の在り方
リア充レベルが「見られたいイメージ」に与える影響より
池添 久美子
発行 : 2016年10月12日
分類:一般報告
報告要旨 :
 本研究では,「SNS行動」における自己呈示の在り方について,インターネットの普及により生まれた「リア充」という概念を用いてアプローチを行う。
 生活者がSNSへ発信する情報は,実生活及びインターネットで見たこと・感じたこと,購入した商品・サービスなど主にリアルな生活に起因するものであり,発信した情報が他者からどう評価されているか・どう見られているかを確認し満足を得る。その一連の行動にはVALS・VALS2がライフスタイル分析で着眼した「価値概念」に基づく消費者類型が存在すると考えられるため,「リア充」度合いをライフスタイル軸でセグメンテーションすることを試みる。
 リアルの生活が充実している人と,ネットの世界で充実している人が出現し,リアルの生活が満たされることが必ずしも「普通の暮らし」とは言えなくなったと考え,本来の自分自身よりもワンランク上に見せようと努める「偽リア充」の存在に着目。マーケティング上の要となるセグメントと位置づけ,他者から見られたいイメージに基づいた情報発信を実現するための,消費行動の特徴を明らかにした。
キーワード : SNS リア充 ライフスタイル


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