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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.11 
ロゴ広告音声の協和度による人への記憶・印象に対する影響-航空会社におけるブランドロゴを対象として-
玉本 裕持
立命館大学院MOT研究科博士課程前期課程
湊 宣明
立命館大学大学院MOT研究科教授
発行 : 2022年11月11日
分類:一般報告
報告要旨 :
企業が宣伝を目的として自社や商品の名称などにメロディを付したものにサウンドロゴがある。これはテレビやインターネットなどの広告で用いられ,数秒で視聴者に企業や商品を想起させる効果がある。先行研究によると,被験者に商品広告映像とそのサウンドロゴを呈示した際,商品へのサウンドロゴの親近性が高く反復呈示するとより被験者の購買意図評定が向上するという結果が明らかになっている。しかし,サウンドロゴの音楽的特徴による商品へ与える印象や商品の認知促進についての影響は明らかになっていない。そこで本研究ではサウンドロゴの音楽的特徴の中でも音の協和度,つまり音の気持ち良さ・悪さについて着目した。具体的には被験者にサウンドロゴとして不協和音・和音・無音の3条件の下,航空会社ロゴとキャッチコピーの画像を呈示した。そして呈示した画像の記憶テストと音の印象評価を行った。結果,航空会社のサウンドロゴ作成の際,顧客に最も記憶に残りかつブランドイメージに沿った音を明確に出来た。本研究を基にサウンドロゴを作成することは航空会社だけでなく,様々な企業のブランドイメージ戦略に即した広告作成に対し貢献があると言える。
キーワード : サウンドロゴ 音楽 広告 認知心理学 感性工学


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