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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.12 
オーガニックコーヒーの消費者満足度予測モデルの提案
熊 海鵬
東京理科大学 創域理工学部 学生
四木 稜馬
東京理科大学 創域理工学研究科 修士課程
徐 維那
東京理科大学 講師
発行 : 2023年11月20日
分類:一般報告
報告要旨 :
持続可能性は急速に重要性を増し,急激な人口増加や気候変動,資源の枯渇などが環境に与える影響が顕著である。特に,持続可能な農業への関心が高まり,有機農業が注目されている。また,COVID-19は世界的に経済と社会に大きな影響を及ぼし,EC市場が急速に成長した。この変化には新たな機会と課題が伴う。そこで,本研究では,オーガニックコーヒーをサンプル製品に,WEBカスタマーレビューを用いて,消費者満足度予測モデルを提案する。まず,レビューをLDAトピックモデルでトピック別にグループ分けし,満足度の影響要因を特定する。続いて,見つけた影響要因をもとに,アンケート調査を行い,消費者満足度予測モデルを構築した。その結果,「味」,「香り」,「カフェインレス」,「期限・鮮度」,「セール」,「プレゼント・送る」がレビューのキーワードとなる。次に,「カフェインレス」,「セール・割引」,「プレゼント・送る」この三つの変数は有意性が高く,変数の係数が大きいため,オンライン通販でのオーガニックコーヒーの満足度に強く影響する。このことから,EC通販における新製品の開発や販売戦略策定などの新たな可能性を提供することができる。
キーワード : オーガニックコーヒー トピックモデル 消費者満足度 線形回帰モデル


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