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ポスターセッションの報告要旨の |
| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.12 |
| D最適計画による，Web調査通知メールへの応答率の向上に寄与する要因の検討 |
| 錦織 啓佑 大阪市高速電気軌道株式会社 |
| 発行 ： 2023年11月20日 |
| 分類：一般報告 |
| 報告要旨 ： Web調査において対象者の応答率を高める手法には，調査前の通知等の注意喚起に関するものや，金銭的インセンティブや回答により慈善活動に寄付される仕組み等によって動機付けを高めるもの等がある。 当社は独自のポイントサービス会員を対象にWeb調査を実施しており、その課題として、データの精度や経済的効率の観点から，対象者の応答率向上が挙げられる。過去1年の調査で，通知メールの送信件数に対する開封・アンケートリンククリック・調査完了の平均効率は，約40%・7%・5%であった。 これまでに，顧客との最初の接点となる通知メールで対象者を引き付ける手法について，当社だけでなく一般的にも体系的に検討されている事例は少ない。 そこで本研究では，動機付けに関するメールタイトル（ポイント強調・地域貢献強調・強調なし）と，注意に関するプリヘッダー（あり・なし），またタイミングに関する曜日（月・水・金）と時間（朝・昼・夕）の4要因に対して，D最適計画により21通りの条件の組合せを作成し，対象者を無作為に割り付け，通知メールを送信する。次いで，基本的な集計とロジスティック回帰等により，各要因の応答率に対する影響を検討する。 |
| キーワード ： Web調査 D最適計画 動機付け 応答率 |
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