ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.13 |
ホノルルマラソンランナーのロイヤルティの研究 |
西尾 建 山口大学 経済学部 観光政策学科 教授 |
石盛 真徳 追手門学院大学 教授 |
岡本 純也 一橋大学 大学院経営管理研究科 准教授 |
湯浅 伸昭 (株)HM-Aホノルルマラソン日本事務局 |
三日市 勝臣 同上 |
発行 : |
分類:一般報告 |
報告要旨 : ホノルルマラソンは、ハワイオアフ島で50年以上も続いている世界最大の市民マラソンのひとつで世界中から多くのランナーが集まる大会である。温暖なハワイで時間無制限で市民ランナーにも人気があり開催以来昨年までで日本から延べ50万人近いランナーが参加しており、毎年参加しているリピーターも多い。スポーツツーリストであるホノルルマラソン参加者は、マラソン大会でのサービスに加えて、大会参加のプロセスであるエントリー、ホノルルまでの旅程、現地での観光など様々なサービスを受けることになる 本研究では、2023年12月に開催された第51回ホノルルマラソンに参加した日本人ランナーを対象に提供されるサービスがランナーのロイヤルティにどのような影響を与えているかを分析した。質問項目では、基本属性と、参加回数と受けているサービスに対する満足度17項目、来年以降の大会参加意図と推奨についてリカート尺度で聞いた。WEBアンケートの結果969人のフルマラソンランナーから有効回答を得た。各サービス項目のスコア比較とさらに因子分析と構造方程式モデルを使ってサービスがどのようにロイヤルティに影響しているのかについて、その関係を明らかにした。 |
キーワード : スポーツツーリズム ロイヤルティ サービス価値尺度 マラソン大会 イベントマーケティング |
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