ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.13 |
DAOに基づくオンラインコミュニティの可能性を探る |
Local DAOプロジェクト「おさかなだお長崎」を事例に |
本坊 泰真 玉川大学工学部 学生 |
石川 琢磨 同上 |
石渡 和大 同上 |
豊野谷 祥 同上 |
中栄 洸大 同上 |
鍋田 大樹 同上 |
橋爪 ひなた 同上 |
発行 : |
分類:U24ポスターセッション |
報告要旨 : 少子高齢化が進む現代社会において,地域課題を地域内だけで解決することは困難になりつつある。このような課題に対応するため,分散型自律組織(DAO; Decentralized Autonomous Organization)の概念に基づくオンラインコミュニティが新たな解決策として注目されている。本研究では,web3テクノロジーを活用した地域課題解決を目指し,地方自治体,地域事業者,地域住民,スタートアップ等が集まり,自律分散的な地域共創型オンラインコミュニティ(以下「Local DAO」)として運用されている『おさかなだお長崎』を事例に,DAOに基づくオンラインコミュニティの効果を分析する。本Local DAOプロジェクトでは「地域貢献活動の可視化」及び「貢献に応じた報酬分配の円滑化」にブロックチェーン技術を活用している。本研究では主にオープンデータとして開示されるトランザクションデータを分析し,DAOがオンラインコミュニティにどのような効果をもたらすか明らかにする。 |
キーワード : 地域課題解決 分散型自律組織(DAO) オンラインコミュニティ 地域共創 |
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