ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.13 |
背景画像による商品価格予測時の脳活動への影響 |
亀谷 皓生 公立諏訪東京理科大学大学院 修士課程 |
篠原 菊紀 公立諏訪東京理科大学 情報応用工学科 |
発行 : |
分類:一般報告 |
報告要旨 : 経済産業省の電子商取引に関する市場調査報告書(2022)によると,近年,国内での電子商取引は増加傾向にある。これに伴い,Amazonや楽天市場といったECサイト内において商品の魅力を提示する広告は重要性が高まっている。先行研究では,雪山などの冷たさを想起させる背景を用いることで,商品の新しさの知覚を向上させると示唆している。一方で,これまでの研究は,アンケートや行動の結果を分析したもので,脳活動や視線解析などの生体情報の計測を組み合わせた試みは少ない。 そこで,本研究では,冷たい・温かいイメージを想起させる背景画像が商品に対する価格の感じ方や選好度にどのような影響を受けるのかを健常な20代11名(男:女=10:1)に, 冷たい・温かいイメージを想起させる背景画像にワインを商品として呈示し,価格予測と選好度のアンケートに回答してもらった。また,回答を行っている際には,脳活動をNIRS,視線移動をアイトラッカーにより計測・解析を行い,結果を検討した. |
キーワード : 脳活動 視線解析 背景画像 広告 |
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