ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.13 |
推し活が生活者にもたらすポジティブな効果について |
河邉 航太 福岡大学商学部学生 |
発行 : |
分類:U24ポスターセッション |
報告要旨 : 本報「推し活が生活者にもたらすポジティブな効果」の着想は、SNSで推しのライブのために自分の容姿を磨く女性の投稿を見たことがきっかけである。そこから、推し活についての知見を深めていき、推し活をする人は推し活をしない人に比べて消費が積極的になったり、日常の物事に対してもポジティブな考えを持つのではないかという仮説を立てた。今回は野村総合研究所が行う「マーケティング分析コンテスト2024」のデータを用いて仮説を検証する。データの中にあるTVの視聴データから推し活をしている度合いを判別し、商品の購買データや消費価値観データ等を用いて推し活が生活者にもたらすポジティブな効果を明らかにする。調査の結果、推し活をする生活者は消費に積極的なクラスターへの所属が多いことが統計的に確認されている。報告では他に、購買行動、利用チャネル、制御焦点尺度などの違いも明らかにしながら「推し活が生活者にもたらすポジティブな効果」について発表を行う。 |
キーワード : 推し活 ポジティブな効果 野村総合研究所が行う「マーケティング分析コンテスト2024」 |
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