ポスターセッション

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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.13 
消費者にとって「ドキドキ」「ワクワク」は魔法の言葉!?
擬態語・擬容語・擬情語の畳語を用いた広告の効果
原 愛美
名城大学 経営学部 学生
山岸 愛梨
同上
伊藤 羽那
同上
沖田 祐依
同上
児玉 江里奈
同上
発行 :
分類:U24ポスターセッション
報告要旨 :
本報告の目的は,擬態語・擬容語・擬情語の畳語を用いた広告効果を探求することである。オノマトペには,音を表す擬音語・擬声語と,状態・様子・感情を表す擬態語・擬容語・擬情語があり,本研究では後者の3つに焦点をあてる。また,「サクサク」などのように同じ語を繰り返す畳語を対象とする。例えば,擬態語は肌が「プルプル」などの状態,擬容語はハサミで「チョキチョキ」などの動作,擬情語は「ワクワク」などの感情を表す言葉などがあげられる。これらの表現は,処理流暢性を高め,商品を簡潔に伝えることによる情報提供性の効果が期待できる。処理流暢性と情報提供性は,広告効果に寄与することが先行研究から知られている。また,擬態語・擬容語・擬情語自体を探求する先行研究が多く,マーケティング分野での研究蓄積がほとんどみあたらない。畳語に特定したところも本研究の独自性をさらに高めている。擬態語・擬容語・擬情語の畳語に関する広告研究に寄与する点が学術的貢献となり,企業の広告活動でよく観察される畳語による擬態語・擬容語・擬情語を用いた広告クリエイティブについて,科学的理解を提示することに実務的意義があると考える。
キーワード : 擬態語・擬容語・擬情語 畳語 処理流暢性 情報提供性 広告クリエイティブ


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