ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.13 |
自然言語処理による技術・マーケット情報の全体像可視化,新製品・サービスアイデア創発への活用 |
宮﨑 俊 VALUENEX株式会社技術市場調査部長 |
発行 : 2024年12月17日 |
分類:一般報告 |
報告要旨 : 企業が新製品・サービスアイデアを創発するにあたり,自社の強み(提供可能な価値)とマーケットニーズを捉え双方の結合点を把握する事が重要である。一方,昨今ではマーケットニーズが抽象化・多様化し関連情報も膨大化する中,自社の強みやマーケットニーズの全体像を捉え双方の結合点を効率的に整理する事が難しいケースも多くなっている。 本研究では,メーカーを対象企業として想定したうえで,自然言語処理(大量テキスト解析・生成AI)を活用する事で特許・事業情報から自社の強みを、ソーシャルデータ・ニュース情報からマーケットニーズを抽出し,全体像を可視化したうえで双方の結合点を整理する事により,新製品・サービスアイデア創発の可能性を検証する。 本研究を通じてデータオリエンテッドなアイデア創発プロセスを新たに確立する事により,属人的なセンスが必要とみなされやすい「アイデア創発活動」を,万人にとってより身近な活動になる事を目指していく。 |
キーワード : 自然言語処理 生成AI アイデア創発 |
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