ポスターセッション

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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.13 
リフレクターの普及で夜間の交通事故の削減を目指す
久下 愛実
武庫川女子大学 生活環境学部 学生
若松 あや花
同上
発行 :
分類:U24ポスターセッション
報告要旨 :
交通事故は薄暮の時間帯が多く,夜間は死亡事故が昼間の2倍となっている。少子高齢化が進む中,私たちはこの問題を解決するために活動している。
活動のきっかけは,フィンランドとエストニアでは冬季の夜間外出時にリフレクターの着用が義務化されているということを知り,おしゃれなアクセサリーとして身に付けているという話を聞いたからである。
全日本交通安全協会が行った調査によると,全体の約90%がリフレクターを認知し,うち94%がその効果や安全性について認識している。しかし,実際にリフレクターを着用しているのは20%程度に留まる。多くの人がリフレクターの存在や効果を認識しているにも関わらず,なぜ着用しないのかという問題意識の下,本研究では行動変容を促すためソーシャルマーケティングの観点から考察している。
日本では兵庫県小野市でリフレクターの着用を義務づける条例が施行されており,市民が身に付けるようになった。結果として,交通事故の減少に繋がっているというデータがある。
子供だけではなく障がい者や妊婦,そして高齢者などを含め誰もが日常的にリフレクターを着用する社会の実現を目指すことで交通事故の減少に繋げたい。
キーワード : ソーシャルマーケティング ソーシャル・グッド 社会課題 反射材/リフレクター 交通事故


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