ポスターセッション

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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.13 
アパレルブランドによる飲食店運営がブランドパーセプションやパーソナリティに与える影響
下橋 怜
東京理科大学 経営学部 学生
発行 :
分類:U24ポスターセッション
報告要旨 :
本研究は,主にアパレルブランドによる飲食店運営がブランドパーセプションやパーソナリティにどのような影響を与えるのかについて明らかにすることを目的とする。近年「ブランドカフェ」と呼ばれる,飲食業を専門としないアパレルブランドなどがカフェを開業し,ブランド拡張を試みる事例が増加している。コモディティ化市場において,この傾向はブランドが顧客との関係性を深め,ブランド・リレーションシップの構築を維持するうえで少なからず重要な役目を果たしている。Schmitt and Simonson(1997)は,経験価値マーケティングにおいて,五感を通じた感覚的な経験を与える「エスセティックス」の重要性を指摘しており,企業が提供するブランド価値は今後さらに変容していく可能性がある。ブランド論に関する研究は多数行われているが,本研究では,主にアパレルブランドによる飲食店運営がブランド構築にどのような影響を与えるのかについて調査・分析し,「ブランドカフェ」を開業する意義を明確化する。そのうえで,ブランドを持続的競争優位の源泉として維持・拡大へと導くための,より効果的なブランド価値のデザインにおいて示唆が与えられるのではないかと考える。
キーワード : ブランド 経験価値マーケティング ロイヤルティ カフェ アパレル


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