ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.13 |
『えひめこうち食べる通信』取材対象者・購読者の実態に関する研究 |
長門 咲智 愛媛大学 社会共創学部 学生 |
大石 幹太 同上 |
佐野 蒼介 同上 |
篠原 悠希 同上 |
田村 有衣莉 同上 |
堀川 結咲 同上 |
渡邉 亜美 同上 |
発行 : |
分類:U24ポスターセッション |
報告要旨 : 第一次産業の振興は地方における持続可能な経済基盤の構築をめざすうえで喫緊の課題である。食材付き雑誌の発行をとおして,生産者と消費者を結びつけることに注力してきた『えひめこうち食べる通信』(発行元:セキ株式会社)の試みも,上記の流れの一環として捉えることが出来る。しかし,消費者市民的価値観を広めることの難しさ,雑誌の認知度の低さなどがネックになり,購読者数の獲得に関して課題もある。そこで本報告では,上記のような問題の解決方法を探るために,購読者および過去の取材対象者に対するアンケート・ヒアリング調査を実施し,消費者(購読者),生産者(取材対象者),雑誌の作り手たちによって構成されるコミュニティの実態を明らかにする。調査をとおして,生産者側が雑誌に取り上げられることのメリットとデメリット,さらに読者の属性・価値観について現状確認し,生産者と消費者を結びつけるための論点を整理する。あわせて『えひめこうち食べる通信』の取材活動に大学生が関わることの意義に関する論点の抽出も試みる。 |
キーワード : 食材付き雑誌 CSA 農産物流通 |
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