ポスターセッション

ポスターセッションの報告要旨の
閲覧が可能です。

 

 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.13 
ワインにおける味わいへの影響が生じる構造の分析
店頭のワインにおける生産者側が消費者側に提案したい味わいを感覚的に伝えることを目的とするラベルの色味がもたらす味わいの傾向の発見
狩野 聖陽
東京理科大学 経営学部 学生
発行 :
分類:U24ポスターセッション
報告要旨 :
ワインにおける品種や産地は多岐にわたり、製造方法も多種多様なため、店頭における消費者のワイン購入に関する選択肢は非常に多い。特にワイン初心者においては味を品種や産地の文字情報から想像することが難しいという問題がある(伊集, 小野, 渡邉 2020)。酒販店での聞き込みからワインのラベルの色味によるインパクトから感覚的に判断して購入に至るケースも少なくないという。本研究は、ワインのラベルおけるビジュアル効果としてラベルに用いられている色味によって味わいの想像にどのような変化が見られるのかの傾向を明らかにすることで、ワインのラベルに用いるとより効果的な色味を発見するためものである。実際に中身のワインがそれぞれ異なる場面においてラベルのどのような色味がどんな味わいを連想させるかの傾向がわかれば生産者側が提案したい味わいを消費者側に視覚的情報として伝えることができると考えられる。
【手段】
ラベルは単色で用意、中身は全て同じワインを使用、「酸味、甘み」といった表現を設定し、味わいをラベルの色味ごとに検証。
【応用例】
ラベルで甘みを連想しやすい色味を用いることで酸味を軽減させ、甘みを彷彿とさせることが可能。
キーワード : ワイン ラベル 味わい


>一覧
 
Join us

会員情報変更や、領収書発行などが可能。

若手応援割
U24会費無料 &
U29会費半額
member