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ポスターセッションの報告要旨の |
| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 |
| おにぎりの「カタチ」に理由あり |
| 形状が消費者の選択を左右する心理メカニズム |
| 片桐 真菜 経営学部 学生 |
| 村田 栞 同上 |
| 松下 千夏 同上 |
| 春日井 琉楓 同上 |
| 久保田 喜咲 同上 |
| 発行 : |
| 分類:U24ポスターセッション |
| 報告要旨 : 本研究の目的は,おにぎりの形状が消費者行動に与える心理的メカニズムを明らかにすることである。おにぎりには,三角,四角 ,丸,といった代表的な形状があり,それぞれが消費者に異なる印象を与えるとされている。たとえば,三角形は「安定感」,四角形は「高級感」,丸形は「おだかや」といった印象を喚起すると報告されている。これまでの食品に関するマーケティング研究では,味や価格,パッケージなどに焦点を当てたものが数多く見られる一方で,形状が与える印象と消費者行動との関係に注目した研究は限られている。そこで本研究では,食品の形状がどのような心理的印象を喚起し,購買意欲にいかなる影響を与えるのかを実証的に検証する。さらに,支払い意思額と推奨意欲を加えて比較検討を行う。また,購買の時間帯や制御焦点理論を用いて,調整効果を明らかにする。おにぎりは幅広い層の消費者に日常的に購入される食品であり,売上規模も大きいため,本研究の成果は製品開発や売場設計,コミュニケーション施策の立案においても有用な示唆を提供すると期待される。 |
| キーワード : おにぎり 食品 形状 消費者行動 |
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