ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 |
留学生が日本でアルバイトとして接客業に就業する際の課題の研究 |
若林 芳紀 東京工科大学 メディア学部 学生 |
進藤 美希 東京工科大学 メディア学部 教授 |
発行 : |
分類:一般報告 |
報告要旨 : 本研究では,留学生が日本でアルバイトとして接客業に就業する際の課題をテーマとしている。文部科学省が所管する団体JASSO(独立行政法人日本学生支援機構)によると日本の高等教育機関には,世界170以上の国と地域から約22万人の留学生が学んでいるが,留学生が就くアルバイトの種類としては,飲食事業35.0%,販売30.2%と,接客業に就業することが多いことがわかっている。しかし,この就業の際,さまざまな課題が生まれている。具体的にどのような課題があるかを確認するため,大学に在籍している留学生25名を対象としたアンケート調査を実施した。結果,アルバイト中に,お客様と揉めたり,常識のずれを感じた学生が一定数いることがわかった。そのため,留学生に日本独自のマナーについての理解を深めることで問題を減らす事が出来ると考えた。一方で,アンケートからはJASSのサイトなどの情報が留学生には届いていないこともわかった。今後留学生にどのように情報を提供するかについては再考が必要である。 |
キーワード : 留学生 接客業 アルバイト |
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