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ポスターセッションの報告要旨の |
| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 |
| 仮想現実空間における広告提示の在り方とユーザー体験の分析 |
| 宋 宇鵬 千葉工業大学 修士課程 |
| 川上 凜 千葉工業大学 社会システム科学部 学生 |
| 新谷 幸弘 千葉工業大学 未来変革科学部 教授 |
| 発行 : |
| 分類:一般報告 |
| 報告要旨 : 近年,ヘッドマウントディスプレイの普及により,VR体験の導入事例が増加し,VR広告の形態も多様化している。本研究では,拡大を続ける日本の広告市場において,新たな領域である仮想現実(VR; Virtual Reality)空間ならではの広告提示手法と,その効果の差異を検証することを目的とする。ユーザーの視界や行動に連動する「ポップアップ型広告」に注目し,1人称視点を基軸に,正面/背面/追従表示など複数のパターンの広告を提示できるシステムを設計する。これらをUnityとVRChatを用いてVR空間内に実装し,Meta Quest 3による実験環境を構築した上で,被験者への提示実験を行う。実験後はGoogleフォームを用いたアンケートにより,主観的印象,記憶,視認性,没入感,ストレス度などを評価し,クロス集計により分析を行う。これにより,VR空間における効果的かつ没入感を損なわない広告提示手法の方向性を探る。その知見を今後の設計指針へと反映する。なお,実運用上の課題も丁寧に検討する。 |
| キーワード : VR 広告 ユーザー体験 |
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