|
ポスターセッションの報告要旨の |
| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 |
| 広告の読みやすさとインクルーシブ性 |
| 山口 将史 立命館大学 経営学部 学生 |
| 太田杏奈 同上 |
| 勝野莉子 同上 |
| 久野悠眞 同上 |
| 吉本彩那 同上 |
| 成田吏 同上 |
| 発行 : |
| 分類:U24ポスターセッション |
| 報告要旨 : 近年、企業の広告制作において多様性・インクルージョンとユニバーサルデザインの重要性が高まっている。特に、文字サイズや行間、色コントラストなど可読性に配慮したデザインは、情報アクセシビリティの向上に寄与するとされる。しかし、先行研究は主に「物理的に読みやすいか」という客観的指標に依拠しており、受け手がそれを「配慮」として主観的に認識するか、またその認識が広告評価に与える影響については十分に検討されていない。さらに、視覚的困難経験の有無による受け取り方の差異も明らかでない。 本研究は、広告の可読性が受け手の「配慮認識」に及ぼす影響、およびその配慮認識が広告評価に与える効果を検証し、加えて視覚的困難経験がその関係を調整するかを明らかにすることを目的とする。 本研究は、視覚的UDを「読みやすさ」だけでなく「配慮として伝わるか」という主観的観点から初めて実証的に評価するものである。結果は、広告配慮の効果を受け手特性に応じて最適化するための知見を提供し、企業のD&I施策の高度化に資する。 |
| キーワード : 読みやすさ 配慮認識 視覚的困難経験 |
>一覧

