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ポスターセッションの報告要旨の |
| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 |
| SNS画面を無彩色にすることで閲覧によるストレスは軽減するか |
| 松本 崇嘉 近畿大学産業理工学部 学生 |
| 発行 : |
| 分類:U24ポスターセッション |
| 報告要旨 : 近年,SNSの普及は若年層を中心に広範に進んでいるが,それに伴う過剰利用が心身の健康に悪影響を及ぼすことが指摘されている。SNS利用による不安や抑うつ状態の社会的問題が顕在化しているにもかかわらず,その解決策は未だ十分に確立されていない。そこで本研究では,SNSの視覚的要素が利用者の感情に与える影響に着目し,そのストレス軽減効果を検証することを目的とした。具体的には,SNS画面を無彩色化することで,色彩が引き起こす感情喚起効果を抑制し,閲覧によるストレスが軽減されるかを実証的に検証した。実験では,大学生を対象にSNS画面の呈示条件(無彩色とカラー)を操作し,それぞれの条件下でSNSの投稿を模した画面を閲覧させた。その際,参加者の自覚的な感情の変化について質問紙を用いて測定した。さらに,客観的な生理指標として,唾液中アミラーゼ濃度の測定をすることでストレスの変化を計測した。以上の調査で得られた結果を報告する。 |
| キーワード : SNS ストレス 無彩色 社会的比較 |
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