ポスターセッション

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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 
中央選択効果を活用したフェアトレード商品の購買促進に関する研究
西川 嵐馬
近畿大学産業理工学部 学生
発行 :
分類:U24ポスターセッション
報告要旨 :
近年,エシカル消費や持続可能な社会への関心が高まり,フェアトレード商品を取り扱う企業は増加しているものの,依然として市場規模は発展途上で成長の余地があり,新たな戦略が求められている。そこで本研究では,ナッジ理論の一つである中央選択効果に着目する。中央選択効果とは,中央に配置されたものに対して関心が持たれやすく注意が向けられる効果である。これを利用し,商品の陳列位置がフェアトレード商品の選択促進に影響を与えるのか検討することを目的とする。具体的には,フェアトレード商品と非フェアトレード商品を用意し,商品の配置を操作する実験室実験を行った。実験は,近畿大学産業理工学部の大学生を対象に60名程度を目標に実施した。参加者は3つの商品の中から1つを選択し,その後,簡単なアンケートに回答した。アンケートでは,フェアトレード商品に関する認知や関心の有無を尋ね,商品選択との関係性を分析した。以上の調査で得られた結果を報告する。
キーワード : フェアトレード 中央選択効果 ナッジ理論


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