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ポスターセッションの報告要旨の |
| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 |
| 「つながりが生む観光価値―SNSと同行者の役割を探る」 |
| 比嘉 滉樹 国士舘大学 経営学部 学生 |
| 倉持 佑輝 同上 |
| 発行 : |
| 分類:U24ポスターセッション |
| 報告要旨 : 本研究は,観光地におけるSNS利用および同行者の存在が,体験の価値認識や満足度に与える影響を検討することを目的とする。近年,旅行中にSNSを通じて写真や感想を発信する行為は一般化しており,承認欲求の充足や体験価値の拡張と結びついていることが指摘されている。一方で,観光体験は「誰と行くか」によって大きく左右されると考えられる。同じ観光地であっても,同行者との関係性によって感じる価値や満足度は異なる可能性が高く,その違いを明らかにすることは観光地の魅力発信やサービスづくりに有益である。そこで本研究では,オンラインアンケートを用いて,SNS利用の有無や投稿動機,利用頻度,同行者の関係性といった要素を収集し,観光地に対する印象,満足度,再訪意向との関連を探索的に分析する予定である。本研究は,観光行動における心理的要因を整理するとともに,観光マーケティングにおいてSNS戦略や同行者特性に応じたターゲティングを検討するための知見を提供することを目指す。 |
| キーワード : 観光体験価値 消費行動モデル 顧客満足 |
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