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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 
拡張SPEEDモデルによる公営競技の観戦動機に関する実証研究
―スポーツマーケティングの視点から―
深野 沙亜也
中央大学ビジネススクール中村博研究室
発行 :
分類:一般報告
報告要旨 :
本研究は,公営競技の現地観戦者減少に対し,観戦動機,観戦意図,投票券購入意図の関連を明らかにし,売上向上に資することを目的とする。スポーツの観戦動機における先行研究ではFunk et al.(2009)のSPEEDモデルが広く引用されており,本研究ではこれに「Economy」を加え,さらに,観戦動機との前後のつながりを持つ一連のモデルに拡張した公営競技の観戦モデル「拡張SPEEDモデル」を構築した。3点の影響項目から始まり,6点の観戦動機,2点の観戦意図を経て、投票券購入意図に至る構造である。インタビュー結果と先行研究を踏まえ,インターネット調査を実施し,692名の回答を観戦経験別に共分散構造分析により検証した。その結果,観戦経験を問わず「周囲の影響」や「Diversion」が継続的な現地観戦意図に強く作用し,最終的に投票券購入意図へとつながることが示された。観戦経験者は「推しの影響」が「Socialization」に大きく作用し,観戦未経験者は現地以外での観戦を経由することで現地観戦へ移行しやすい傾向が明らかとなった。
キーワード : 拡張SPEEDモデル 観戦動機 公営競技 投票券購入意図 推し


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