|
ポスターセッションの報告要旨の |
| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 |
| 罪悪感は甘い誘惑の隠し味!? ~罪悪感と快楽の同時喚起が購入意向に与える影響~ |
| 柳沢 琉水 専修大学 商学部 学生 |
| 池原妃香 同上 |
| 杉崎結菜 同上 |
| 山中桃音 同上 |
| 発行 : |
| 分類:U24ポスターセッション |
| 報告要旨 : 商品を選択する際,「痩せたいけれど甘い物を食べたい」というように,「罪悪感」と「快楽」が同時に生じることがある。本研究では,これらの2つの感情が消費者の購買行動に与える影響を明らかにしたいと考える。 近年の研究では,異なる感情の相互作用が消費者の購買意思決定に正の影響を及ぼすことが示されている。しかし,罪悪感と快楽の2つの感情が及ぼす影響については,十分に検討されていない。 そこで本研究では,快楽的消費において喚起される「罪悪感」と「快楽」に着目し,これらが同時に喚起されることで,購入意向を高めるかを検証した。加えて,商品の価格が高い場合に,これらの感情がより強く喚起されるか,購入意向が高まるかについても併せて検討した。 本研究の結果は,罪悪感を快楽と結びつけることで購買を促進する可能性を示唆する。特に,商品やサービスの販売,プロモーションを行う際に,価格に応じた効果的なメッセージ戦略に役立つ知見を提供することを目指す。 |
| キーワード : 罪悪感 快楽 購入意向 価格 感情の相互作用 |
>一覧

