ポスターセッションの報告要旨の |
日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 |
ブランドアディクションの神経基盤の解明に向けて |
ブランドアディクションの特異性は何か |
二瓶 凜大郎 流通科学大学 商学部 学生 |
発行 : |
分類:U24ポスターセッション |
報告要旨 : ブランドアディクションはブランドリレーションシップの関係性形態の一つである。しかしながら,ブランドリレーションシップ研究(ブランドアディクション, ブランドラブ, ブランドアタッチメント, ブランドロイヤリティ ,ブランドライキング, ブランドパッション, ブランドトラストetc.)においてブランドアディクションを神経科学の視点から紐解いた研究は存在しなかった。そこで, 本研究では一人の消費者が特定のブランドに依存する過程には, どのような特徴が存在するのか, または,いかなる共通点を持つのかなどを他の行動嗜癖(強迫的購買, 物質依存系統)との比較を通じて, 脳機能画像メタアナリシスのアプローチである活性化尤度推定(ALE)手法を用いて, 神経科学の視点から考察を行った。本研究はブランド論研究の発展に寄与することからブランドと消費者の関係性や倫理性(消費者理解, インサイトetc.), ニューロマーケティング分野への応用などに活用でき有益性を示すと考える。 |
キーワード : ブランド メタアナリシス 脳機能画像 ニューロマーケティング 消費者神経科学 |
>一覧